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2016年11月12日


住居契約更新

当地の住まいの賃貸借契約は2年が一般的なようで、早くも契約更新時を迎えました。ちょうど知人が快適な引越しをしたところでしたので、最新物件の設備にも興味があり、これを機に他のロケーションも探検して、引越しするかどうかを検討しました。

 

※ライブラリーには駐在員のためのバックオフィス業務を26項目に分け、その極意を載せていますのでご覧ください。
http://www.jdesk.sg/library/index/10


(文責:上中)


早いもので、現在の住まいを借りてから2年が経過しようとしています。ここ数年の賃料の下降傾向や他の物件を比較しながら引越するかどうかを検討しましたが、結果的に更新することになりました。今回はそのいきさつをお話しします。

 

2年前の9月中旬に初めてコンドミニアムと呼ばれる賃貸物件を見て回りました。オーストラリアではinspectionと言ってましたが、こちらではviewingと呼ぶようです。何となく緩めな語感ですね。いくつかの当地の日系不動産会社のサイトを頼りにチェックポイントを整理して、落ち着いて比較しようと思ったものの、実際には物件ごとの特徴を確認するので精一杯でした。ただ、その中でもダストシュートの位置、トイレや水回り、そして住環境には気をつけました。

 

何人かの方にお会いしてお勧めのロケーションを聞き、不動産エージェントのT氏にいろいろとご案内頂きました。結局、前職フィスコ時代の仲間から紹介を受けた悠々自適のスリランカ人が推薦した地区が良いということになりました。当地の金融業界に長く携った彼は、私たちをシンガポールが一望できるRepblic Plazaの最上階にあるクラブに連れて行ってくれました。その足でセントーサへ向かい、1戸16億円もするという庭付き新築物件を見せてくれました。よく晴れた日でしたが、私たちの目にはより一層眩しく映りました。

 

ゆったりと高級車を運転しながら、いくつかのお勧めロケーションを回り、不慣れな我々のために親切にノートに地名を記してくれました。今、私たちは彼の勧めたオーチャードからそう遠くないこの地で快適に暮らしています。駅を挟んでショッピングセンターが2つあるなど利便性も良く、緑が多い住環境と落ち着いた雰囲気が気に入っています。

 

駅を挟んだ2つのコンドミニアムが最終候補でしたが、結局、狭いながらも新築物件の方を選びました。実際にはこの時点で9月のviewingが終わり、次の来星時までの約2か月を日本で過ごすことになりました。その間に、T氏に両コンドの空部屋の募集状況のチェックを依頼し、良さそうな物件が出ると現場に行ってLineでの実況中継をしてもらったり、写真を送ってもらいました。当地の物件は足が速く、タイミングが肝心だそうです。ビジネスパートナーにも協力してもらいました。ネット社会は便利ですね。実況中継してもらうと、状況を報告してくれる人の本音が聞けてとても参考になりました。そして、T氏のスナップ写真を頼りに10月中旬に決定しました。彼の後日談では、部屋からの景色が前方に隣接する2棟のコンドミニアムの間にあることで開放感があり、希望の高層階でもあったので勧めたということでした。あとで分かったことですが、その2棟の間の先に見えるコンドミニアムは、当地に来る前にウェブサイトで探して目に留まり、気になっていた物件でした。このコンド、中秋節などにはライトアップされ、5色に点滅します。

 

選んだ物件は、ウォシュレットが装備されていました。当地のルールでは、バスルームには感電防止のためコンセントは設置できないそうです。ウォシュレットをあとからつけるのは大変そうですし、やはり標準装備されている新品の洗浄便座は嬉しいポイントです。近年、当地でも需要が増えて来たのか、電源の要らない便座洗浄装置もあるようですね。最近はTOTOだけでなく他のメーカーも進出しているようで、T氏によれば今や建築時に設置している物件も珍しくはないということです。我が家のウォシュレットも、御多分に漏れず建築時にはめ込まれているものなので、コンセントやケーブルは外から全く見えません。故障した時は不安ですが、今のところ支障なく稼動しています。

 

外食や中食が進んでいるお国柄でしょうか、台所のシンクが狭く、頻繁に料理をする前提ではないライフスタイルが伺えます。IH調理台、電子レンジ、冷蔵庫、ドラム式洗濯機とコンパクトに一通り揃っています。換気扇は、外に排出されずその場に還流する構造でT氏は冗談半分で「フェイク」だと教えてくれましたが、どうやらそのようです。

とは言え、今のところ快適に暮らしています。実際、風通しがとても良いので気に入っています。こちらの気候に合わせた建築様式の特長でしょうか、玄関ドアの下にわずかながら隙間があり、スースーと風が通ってこれが室温と湿度の調節に一役買っているようにも感じます。それとも単に適当な造りということでしょうか。

 

一つだけ気になることがあります。それは隣接するどこかのお宅の生活の匂いが部屋中に漂って来ることです。T氏によれば、配管の問題ではないかということですが、深夜のドリアンと思われる独特の匂いに、日々ローカルの洗礼を受けています。

 

さて、契約期限の半年前の5月くらいから知人やT氏に不動産マーケットのことを聞き始めました。次回の更新に備え、賃料の交渉は大きな関心事の一つです。

ビジネスパートナーは、賃料が下降傾向にある今なので25%ディスカウントも可能ではないかと勇ましく盛り上げてくれました。こればかりはオーナー次第ですが、15%〜25%程度のディスカウントを想定し、試しに値下げ後の賃料で他にどんな物件があるのか探してみることにしました。選択の優先順位は人それぞれですが、「新築物件・MRT駅から徒歩7分以内・住環境」の3つに絞りました。

早速、知人やウェブサイトの「Property Guru」http://www.propertyguru.com.sg/で情報を集めました。ちょうど知人が転居した頃で、具体的な彼の話しはとても参考になりました。「Property Guru」ではかなりの情報を得られますが、肝心な「間取り」を公表している物件が少なく、主に室内のスナップ写真を頼りにイメージせざる得ないのが実情です。

 

いくつかの候補物件をピックアップしました。現在のコンドミニアムとは別の物件や近隣の物件、賃料と広さの関係から少し郊外の物件にも対象を広げました。MRTではダウンタウンラインを中心にNorth South ラインやEast Westラインに絞りました。この機会にこれまで行ったことのない駅にも降り立ち、周辺を探索してみることにしました。実際に内覧はしていないのですが、その佇まいから何となく雰囲気を想像する事ができました。

 

一方、契約期限の2か月半ぐらい前になるとオーナーとの家賃交渉がスタートしました。T氏によると、早く交渉についてもかえって足元を見られる傾向があるので、ここはタイミングが重要だそうです。T氏とは「Property Guru」に寄せられている我々の現住まいと同じような他の物件の情報も参考にしながら、現実的な範囲で20%弱の減額も可能ではということで交渉をお願いしました。

その頃、ちょうどオーナーのエージェントが他の同じタイプの部屋をぐっと値下げしているのを同サイトの「新着情報」で見つけたこともあって、やや強気でのスタートとなりました。

結果は約14%の値引きでした。オーナー側の何度目かの具体的な最終値の提示と近隣の相場観により、T氏もこれ以上の値下げは難しいだろうということでした。そして、オーナー側から早く決めてくれとリクエストして来たのを契機に、契約更新決定となりました。

私たちの本音ではもう少し値下げを期待する気持ちもあったのですが、現在の住環境や風通し、洗浄便座の3つの魅力がそれを上回っていたのでしょうね。引越し自体は思うほど大変ではないと知人は言ってくれますが、大きなメリットがないとやはり面倒なものです。

 

こうして、我々の初めてのイベント、コンドミニアム契約更新は無事通過しました。T氏によればオーナーもすんなり了承しているようなので、これで良かったと思っています。一時は広さを求めて今よりも郊外に行ってみるのもいいかなと思ったりしましたが、事務所まで30分であることや、ショッピングモールが充実し、いろいろな交通手段が使える現在のロケーションはやはり便利です。

これで隣駅のゴルフ練習場にも引き続き通えそうです。

 

 

 ※ライブラリーには駐在員のためのバックオフィス業務を26項目に分け、その極意を載せていますのでご覧ください。
http://www.jdesk.sg/library/index/10


at 15時03分

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