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2016年10月16日


MOORES ROWLAND 事務所とのつながり

この10月に連携を強化したMRI会計事務所のお話です。一緒に仕事をすることになった5人の現地パートナーとのエピソードも書いてみました。現地のパートナーやスタッフとうまくお付き合いができればと思っています。

 

 ※ライブラリーには国際取引に関する日本での課税上の注意項目の簡単な解説を載せていますのでご覧ください。http://www.jdesk.sg/library/index/15

 (文責:上中)


この10月に当社J-DESK PREMIUMはMRI Moores Rowland アジアパシフィックとの協力関係を強化し、MRS(Moores Rowland Solutions)社に会計税務のプロフェッショナル・サービスを集約することとなりました。今回はその経緯とそれぞれの会社の役割についてご紹介します。

 

MRIアジアパシフィックは、特にシンガポール・香港・中国・台湾・日本・マレーシア・インドネシア・タイ・フィリピン及びタジキスタンの間でネットワークを強化している国際会計事務所です。日本でのメンバーファームは国際税務サービスを得意とする永峰・三島会計事務所です。所長の永峰氏は私のトーマツでの同期で、かつては銀行監査チームや事務所のテニス愛好会でご一緒しました。http://nagamine-mishima.jp/

 

MOORES ROWLAND は1866年に英国で誕生し、1988年に米国で国際会計事務所の基礎を作り、2007年にPraxityAISBLとしてグローバル・メンバーファームを確立しました。PraxityAISBLの中でもアジア、特にシンガポール・香港・中国・台湾・日本・マレーシア・インドネシア・タイ・フィリピン及びタジキスタンの間でMOORES ROWLANDの名を残しながら独自のネットワークを育んできました。そのような中、MOORES ROWLANDはアジアの成長性に鑑み、域内の会計税務に関する様々な問題に専門家として適切なソルーションを提供するために、昨年のパートナー総会に於いてMRIアジアパシフィックとしてのアイデンティティーの再構築を決めました。

 

これまではMRIアジアパシフィックでの日本語対応サービスはタイ・インドネシア及び台湾だけでしたが、シンガポールでのジャパンデスク設置の必要性から、このたび私がMRS社の日系担当directorに就任し、会計税務業務を専任することになりました。現地人パートナ―5名を含めた約20名の専門スタッフを擁し、日星双方の会計税務事項についての様々なご相談を内部の専門家で十分に検討してからお客様のご要望にお応えすることができる体制が整いました。特に同僚パートナーのChris ChooとBee Huey Tanとはこの1年半にわたる準備期間の中で、お互いの気心も知れ迅速なコミュニケーションが取れており、シンガポールにおける会計及び税務業務をノンストップで且つ日本語対応も可能となりました。なお、その他の国に於いても日本語対応の駐在員もしくは現地スタッフを配し、皆様のご要望にお応えできるよう準備を進めていくというのがMRIアジアパシフィックの一致した方針です。

 

このシンガポールを束ねる重鎮はベテランのLee Lee Kingです。どこかパウウェル元国務長官を彷彿させる雰囲気の彼とは、永峰氏の紹介で昨年4月から当地で一緒に仕事をするようになりました。親交を深めるうち、日本にいる互いの友人や知人に共通する人物がいるなど縁があることを知りました。これまでいくつもの会計税務関連の会社を束ねてきており、事業売却などで悠々自適な生活を送っているようにも見えましたが、未だ内なる情熱を秘めこのシンガポールで再び監査を含む会計税務ビジネスで志を共にする仲間とともに、もう一度花を咲かせたいという心づもりのようです。ヘビースモーカーで、いつもミーティングには強い陽射しが燦々と降り注がれようと喫煙可能な屋外コーヒーショップを好む彼ですが、私を気遣ってくれてのことでしょうか、静かなシンガポール・クリケット・クラブ(SCC)を利用することが多くなりました。SCCについてはこのブログでも7月にご紹介した通りです。現在、Lee氏はMRI Moores Rowland LLPで監査のライセンスを取り直し、かつてそうであったように気持ちも新たに再び組織を引っ張って行こうとやる気に満ち溢れています。

 

新しい事務所は、従来からのChris達のShenton Wayの事務所スペースを拡張することでスタートします。これは3月のブログ「1周年」でもご紹介しましたが、本来は5月スタートのはずでした。そこはシンガポール、10月の現時点でも工事は始まっていません。どうやらShenton Way にあるOUE Downttown1及び2という元DBS本社だった由緒ある高層ビル全体の老朽化改装工事が始まってからというもの、もう2年も続いていることに影響しているようです。来年3月の竣工に向けて多くの作業員が常駐しているのが現状です。Chrisによれば事務所拡張の開発許可がなかなか下りず、あっという間に10月になってしまったようです。

 

WEB-SITEも新事務所同様10月オープンを予定していましたが、残念ながらこちらも進んでいません。実直で人の良い担当のJeffreyはいつも穏やかで真面目に対応してくれますが、同僚のインド人パートナーKirshanもこれには呆れ顔のようです。どうやらJeffreyもいろいろな意見を集約しなくてはならないようで、一筋縄では行かない現実に、汗を掻きながら奮闘しています。何はともあれ彼のラストスパートに期待したいところです。

 

実務的な担当パートナーはBee Hueyです。5人のパートナ―の紅一点ですが、皆が頼りにしています。特に会計税務の複雑な問題があると理論派のChrisも彼女と激論を交わしながら最終的な処理は任せているようで、とても信頼している様子が伝わってきます。


Chrisは日本贔屓で和食大好き派。家族旅行の行き先も日本各地に及びます。ChrisとJeffreyは高校の同級生で、当時から将来一緒に仕事ができたらいいねと約束をしていたそうです。本当に実現できたことをボートキーのすし屋で3人で飲んだ時に嬉しそうに話してくれました。Chrisは酒豪、家族旅行で東京に来た際には私もちょうど帰国中で都内で会うことができたのですが、私が案内するまでもなく通が通うような新橋の飲み屋で焼酎を1本軽く開けていました。シンガポーリアンはあまりお酒を飲まないと聞いていたので、これにはびっくりしました。Jeffreyも飲めないといいながら3人で飲んだ時には2次会のバーまでしっかり付き合っていて、こちらの方が先に力尽きてしまいあえなくお開きとなったこともありました。ふたりの昔話や幼馴染ならではの遠慮のないやり取りに、こちらの顔もほころびます。


インド人パートナーKirshanはインド人特有の気高さと気難しさを持ち合わせ、当初は私も気を遣い冷や汗ものでしたが、彼の誘いでふたりきりでランチをしたことがありました。彼のせっかくだからという勧めで赤ワインを1本酌み交わし、さらにグラスワインを追加しました。彼も全く酔ったそぶりはありませんでしたが、ワインのお蔭でしょうか、話も弾みまさに「話せば分かる」を実感したひとときでした。この国ならではの多種多様なルーツを持つ彼らと顔を突き合わせ、いろいろな話をする機会を得られたことは時にはシビアな問題や考えさせられることもたくさんありますが、私にとって大変有難い貴重な経験となっています。

 

永峰・三島会計事務所は、特に移転価格税制をはじめ国境を越える取引に経験豊富なスタッフを擁しています。MRSと連携してより一層、日星双方の国際税務に関してのご相談にも迅速に対応できる体制となりました。

シンガポールと日本というクロスボーダーな事業活動を展開する企業や個人も多い中、その方々が望まれる最善な会計または税務のご提案ができる会計事務所として、今後もプロフェッショナルの仲間と切磋琢磨しながら皆様のお役に立てるよう自分の果たすべき職務に邁進し、引き続き精進していくつもりです。

 

なお、J-DESK PREMIUMはハンズオン型コンサルティングに特化し、海外進出では多くの企業がフロント業務にリソースを集中されることから、あらゆるバックオフィス業務を効率的にサポートいたします。また、バックオフィス体制の内製化支援や人材育成のお手伝いもさせていただきたいと思っています。

 

当社J-DESK PREMIUMとともにMRIアジアパシフィックとMRSにどうぞご期待ください。

(お知らせ)
アジアX2016年11月21日発行314号に当社とMRグループの1ページ記事広告が掲載されました。スタッフの写真もありますので是非ご覧ください。http://www.mediajapan.sg/ebook/asiax/vol314/?page=8

at 11時11分

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